DAZN(ダゾーン)は、イギリスに本拠を置くスポーツメディア企業です。スポーツのストリーミングサービスを提供しており、「スポーツのネットフリックス」とも称されることがあります。
そんなDAZNですが、日本ではこれまで度重なる値上げを続けていて、2016年に1,890円で始まった月額が、現在は当初の価格の倍以上となる、月額4,200円となっています。
この記事ではその値段の高さについての考察と、少しでもこのDAZNを安く見る方法について紹介していきたいと思います。
こんな人向け
・DAZNを契約したいけど、高すぎてしんどいと思ってる人。
・DAZNの価格について知りたい人。
DAZNの値上げの歴史
それではまず、月額の変化の推移と年額の変化の推移から、DAZNの値上げの歴史を見ていきたいと思います。
DAZNの月契約の月額の推移
おそらく大半の人が利用しているであろう、月契約の場合の価格の推移がこちらです。

2022年に一気に約1000円の値上げをしたのは特に印象的ですね。そこからは値上げの幅を縮小させながらも、毎年値上げを続け、ついには当初の倍以上となる4200円に到達しました。
DAZNの年契約の推移
この度重なる値上げ途中に、年契約プランが登場しています。1年での契約となる代わりに、月契約よりも安いというのが特徴です。
年契約には、一括払いと分割払い(月払い)の2つがあり、一括払いが最も安い値段設定となっています。
月契約と2つの年契約を全て並べた表となります。

これを見て気が付くのは、月契約との価格差がどんどん開いていることでしょうか。
DAZNは、月額をあげながら、年契約を優遇して、年契約に誘導したいという思惑が見て取れますね。
なぜ値上げをする?
過去の値上げの理由について、DAZNはだいたい、「より良いコンテンツを提供するため」と言った感じのことを言っていますが、実際のところは、日本上陸してから約5年でユーザー獲得のための「投資フェーズ」を終え、2022年以降は「収益化フェーズ」に移行していると言われています。
それに加え、世界の物価高も影響もあったと思います。またパンデミックでいろんなスポーツイベントの開催が中止となり、DAZNの収益が減ったことも関係があると思われます。
DAZNを安く見る方法
それではここから、DAZNを安く見る方法について、紹介していきます。
お得な年契約
上で紹介したようにDAZNは、月契約と年契約の差が年々広がっています。つまり年契約をすることの優位性がどんどん高まっているということです。
野球にもサッカーにもシーズンというものがあり、試合がない時期があるので、月契約にして試合のない時期は解約するということをしている人もいるかと思いますが、1年のうち、ある程度の期間契約するのであれば、年契約の方が有利となってきます。
現在の年契約(一括32,000円)と月契約(月4,200円)で計算すると
年契約一括=32,000円=月契約7.6カ月分
つまり1年の内、8カ月以上DAZNと契約する人は、年契約の一括払いの方がお得となります。
比較的長期で契約すると言う人はこのことを考慮して、年契約とするか月契約をするか選ぶと、損することがなくなります。
月契約をしたい人は?
あまり長期で見る予定がない。または先のことが分からないから年契約はしたくないという人に、月契約で一番お勧めできる安く見る方法と言えば「DMMxDAZNホーダイ」というサービスです。

DMMxDAZNホーダイは、DMMのプレミアム会員(月額550円)になった上で、DAZNホーダイプランに変更することで、DMMプレミアム会員の特典である、DMM TVやFANZA TVに加え、DAZNも視聴できるようになるというプランです。
こちらは月契約のプランなので、月単位で好きな時に解約することが出来ます。
公式サイト:DMM × DAZN ホーダイ
DMMプレミアム会員というのは、DMMの有料会員です。(アマゾンプライム会員のようなもの)
このDMMプレミアム会員になっているといろんなサービスを受けられます。その中にはDMM TVやFANZA TVといった動画配信サービスがあります。

DMMxDAZNホーダイはどのくらい安い?
それではDMMxDAZNホーダイがどのくらいお得なのか見ていきます。
DAZNだけを見たい人
まず「DAZNだけを見たい」という人にとってどのくらいお得かという視点で言うと、
DAZNと契約した場合とDMMxDAZNホーダイに加入した場合の比較をしていきます。
DAZNは月契約が4,200円、DMMxDAZNホーダイは月契約で月額3,480円です(DMMプレミアムの月額を含めた総額です)。「720円」という差があります。720円あれば、アマプラにも加入できますね。
ということで同じ月契約で比較すると、DAZNで契約するよりもDMMxDAZNホーダイに加入する方が圧倒的に安いです。

DAZNもDMM TV他も楽しみたい人
DMMxDAZNホーダイは、DMMのサービスである、DMM TVやFANZA TVがついてきます。ということで、次にDAZNもDMM TV、FANZA TVも楽しみたい人にとって、どのくらいお得かを見ていきます。そのために、
DMMとDAZNに別々に加入した場合と、DMMxDAZNホーダイに加入した場合の月額の比較です。
するとこのように、
DAZN月契約の場合と比較して、1,270円もお得となります。

DAZNだけなくDMM TVやFANZA TVにも魅力を感じている人にとっては、1270円もお得に観られるサービスということになります。
DMMxDAZNホーダイの登録手順
現在DAZNの契約をしていない方にとっては、DMMxDAZNホーダイを始めるにあたって特に問題はありませんが。現在DAZNを契約中の人は、まずDAZNを解約してからDMMxDAZNホーダイへの切り替えをする必要があるなど、いくつか注意事項があります。
こちらのページの一番下の部分をよく確認してから切り替えを行ってください。
DMMxDAZNホーダイを始めるには、以下の流れで進めます。
1.DMMプレミアム会員の登録
こちらからDMMプレミアムの会員登録を行ってください。
2.DMMプレミアムの登録が完了したら、DMM TVの設定でDMMxDAZNホーダイプランへ変更し、そこでDAZNアカウントと紐づけ(持ってない人は新規DAZNアカウント作成)を行います。
DMM TV のメニューから「ご利用のプランを選択」

「プランを変更する」からDMMxDAZNホーダイを選択します。

完了したら、DAZN連携へ。

ここからDAZNのサイトへ切り替わります。DAZNアカウントを新規作成、または既存のアカウントと連携し、完了です。

連携が完了したら、即DAZNのコンテンツが見れるようになります。ちなみにDAZNのコンテンツはDMM TVではなく、DAZNのサイトで視聴することになります。
以上となります。
DAZNを安く見る方法についてまとめ
この記事では、年々値上がりを続け、かなり契約するのが難しくなってきたDAZNについて、少しでも安く見る方法について、その現状と安く見るプランについてご紹介しました。
今回の内容をまとめると、
「ある程度長期で見る人なら年契約がおすすめ、短期でしか見ない人にはDMMxDAZNホーダイがおすすめ」
という感じになります。
DAZNを契約するか迷っている方々にこの記事の情報が参考になれば幸いです。
この記事をご覧いただきありがとうございました。